自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

ありのままの自分を受け入れる

自信をつけるために必要なのは、自分の感情を認める覚悟

投稿日:2018年1月15日 更新日:

自信がないということに悩んでいる人は多いでしょう。自信がないと、何をするにも不安を感じ、人の目ばかりが気になって物事を楽しめません。自信を持てるようになるにはどうしたらいいのか。このことについて、今日は少しだけお話したいと思います。

自信のない自分を否定しない

自信がない人でも、何かでうまくいくと、自分をとても誇らしく思えるときがあります。そのまま自分に自信を持つことができるようになれればいいのですか、なかなかそうはいきません。ちょっとした失敗や人からの批判で、すぐに元の自信がない状態に戻ってしまうことは珍しいことではありません。

ここで大事なことは、自信がなくなって自己否定に陥っている自分を責めない(=否定しない)ことです。「これではダメだ」と自分を責めれば責めるほどほど、そうできない自分が許せなくなります。自分を許せない気持ちは、ますます自信を奪っていきます。

自信を獲得するための第一歩は、自分の感じていることを認めることです。「自分は今自信をなくしているんだな」と冷静に、中立的に、自分を見ることができるようになれば、自己否定の悪循環にはまるのを回避することができます。逆説的ですが、自信がないことを認めることが自信につながっていきます

感情の正体を特定して、コントロールする

上で書いたことをすぐにできるようになるのは難しいと思いますが、このことを意識しておくと、少しずつ自分の感情をコントロールする能力が高まっていきます。ただ激しい感情に流されるままだったのが、そのような感情の動きを、身体感覚として、例えば胸のあたりの重たい感覚として捉えられるようになります。

激烈な感情も、身体的な感覚として認識できるようになると、コントロールしやすくなります。私達が感情をなかなかコントロールできないのは、その正体が掴めないからです。正体がわかってしまえば、それは拍子抜けするほど、対処しやすくなります。

「怒りを感じたときは、その大きさに点数をつけるといい」とか「不快な感情を紙に書き出してみるといい」と言われることがありますが、これなども、感情の正体を特定し、対処しやすくすることに役立ちます。

自分の感情を認めることができるようになると、感情を抑圧したりごまかしたりする必要がなくなります。

感情を認めること:「自信がない」からの脱却

「自信がない」というのは結局、「何らかの不快な感情を感じたくないから、自分にとって望ましい行動が取れない状態」です。感情を回避する必要がなくなれば、自分の本当にやりたかったことにブレーキをかけなくてもよくなります。行動パターンが変わります。

新たな行動パターンで充実した毎日を過ごすなかで、自然に自信は蓄積していきます。


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