自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

ゆっくりやる

生き方を変える考え方を、自分の心に定着させる方法

投稿日:2018年1月26日 更新日:

あなたには、これまでの人生で感銘を受けた経験はありますか。成功した人の話を聞いたり本を読んだりして、人生を変えるほどの感動を覚えるような言葉に出会うこともあると思います。それをきっかけに生き方を変え、充実した毎日を送れるようになれば、すばらしいことです。

ただ、新しい考え方を取り入れたものの、今までの行動パターンがなかなか変えられないということもあるでしょう。

例えば、朝目覚めたときには、「今日からは、会社でこのように考えて行動しよう」と気分を高揚させていたものの、実際に会社に着いたら、ついつい今までどおりに行動してしまう。そして気付いたら、いつもどおりの卑屈な気分になっており、自己嫌悪の感情が心の中に広がっていく。このような経験がある人も多いのではないでしょうか。

変化は少しずつ自分の中に浸透していく

新しい考え方が定着していくのには、時間がかかります。これまでの自分の考え方、行動パターンというのは、長い人生の時間の中で形成されてきたものです。何十年もかけて形作られてきたものですから、1日2日では変われません。新しい思考や行動のパターンが身についてきたと思っても、不意に元に戻ってしまったように感じることもあるでしょう。それでも少しずつ、新しい考え方は浸透しています。あるとき気づいたら、以前とは違う自分になっているのを実感できるということは珍しくありません。

そのためには、感銘を受けた言葉を何度も思い出し、自分の心の中に浸透させていくことです。本であれば、特に感動した部分を何度でも読み返しましょう。人の話した言葉であればメモしておいて、何回も目にすることを習慣にしましょう。あるいは、夜寝る前、朝目が覚めたときに、口に出して言葉にするのを毎日続けましょう。

そして、小さな変化に敏感になることです。ぐずぐず悩んでいる時間が短くなった、ためらいながらも自分の意見を主張できるようになったなど、これまでと変わったところを見つけたら、小さなことでもいいので記録していきましょう。後から振り返った時、かなり大きな変化が実感できるはずです。

調子が悪い状態は、いつまでも続かない

焦らずにゆっくり進んでいきましょう。調子が悪いときもあります。ネガティブになっているときは、「自分は今、ネガティブになっているのだ」と素直に受け止めましょう。早く立ち直りたいと思って自分を責めていると、なかなか不快な状態を脱することができません。もがいたりせず落ち着いて待っていれば、いずれ状況はよくなります。


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