自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

ありのままの自分を受け入れる

投げやりになってもいい。自暴自棄の嵐は、過ぎるのを待てばいい。

投稿日:2018年2月3日 更新日:

誰にでも、どうしても投げやりになってしまうということがあると思います。

「毎日1時間資格の勉強をしよう」と思って勉強を始めたのに、仕事が忙しくてできない日が多くなって結局やめてしまったり、

「禁煙しよう」と思っていたのが、どうしても我慢できずに1本吸ってしまったら、禁煙する前の状態に戻ってしまったり、

「上司に自分の意見をしっかり伝えよう」と思っていたのに、結局気が引けて上司の言いなりになってしまったり。

こんなときは、心底自分のことが嫌になり、「もうどうにでもなれ」と自暴自棄になってしまいます。

そんな状態に陥ったとき、どうしたらいいのでしょうか。

無理に立ち直ろうとしなくていい

投げやりになってしまったときに大切なことは、無理に立ち直ろうとしないことです。

早く立ち直ろうとすればするほど、思っていたようにできなかった自分のことを責める気持ちが強くなります。「自分は何でいつもこうなんだ」と自分を蔑む言葉が、際限なく頭の中に響き続けます。自分を責めることで、ネガティブな感情が膨らんでいき、ますます立ち直れなくなります。

これまでの習慣を変えたり、新しい何かに取り組んで成果を挙げたりするというのは、とても大変なことです。いわば、重力に逆らうようなことをしようとしているわけですから、うまくいかないのも自然なことです。自分を責める必要は全くありません。

むしろ新しいことに挑戦した自分を誇らしく思ってもいいくらいです。

また挑戦すればいい。今は自暴自棄の嵐が過ぎるのを待つ

自暴自棄になることは、誰にでもあることです。そしてしばらく待っていれば、その嵐は過ぎ去っていきます。だから、「今は、投げやりになってもいいし、しばらく何もできなくていい」と考えてみましょう。常に全力で走り続けることはできません。いまは休む時期なのです。

資格の勉強や禁煙なら、何度でも挑戦できます。改めて始めればいいのです。

大学入試や就職試験などの失敗は、取り返しがつかないように思えますが、今後の人生で別のチャンスはいくらでもあります。今すべてが決まるということはありません。

時間が経てば、自然にまた挑戦しようという気になってきます。焦る必要はありません。

そして可能であるなら、少しだけでも、未来の自分の視点に立って、今の自分の行動を考えてみましょう。「もし今こんなことをしたら、明日の自分は後悔するのではないか」と考えることできれば、投げやりな行動に歯止めをかけることにつがなります。


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