1月15日の記事で、自信をつけるにはどうしたらいいかということについてお話しました。今日は、少し別の角度から、自信のつけ方について、お話します。
他人の期待に応えようとすると、自信がなくなる
自分に自信が持てないと、他人から認められたいという気持ちが強くなり、どうしても他人の期待を満たそうとしてしまいます。これは、期待に答えなければ見捨てられる、相手にされなくなるという恐怖心があるからです。
私達はいつのまにか、自分よりも他人を優先することが当たり前になっています。
私達の社会では、他人に迷惑をかけないということがとても重視されています。また「自分を優先するのは自分勝手でよくない」ということが、暗黙の了解になっています。
しかし、他人の期待はコントロールできません。他人の期待に必死に応えようとすれば、必然的に無理をすることになり、苦しくなってしまいます。
さらに、期待に応えようとすることで、自分は他人の期待に応えられなければ価値がないのだという認識を強化してしまいます。
つまり自信がないから他人の期待に応えようとするのですが、他人の期待に応えようと無理をすることで、ますます自分に自信が持てなくなるのです。
自分の気持ちに素直になること、人の期待に答えないこと
「他人の期待に応えようとすると、自信がなくなる」
それならば、自信をつけるには、その逆をすればいいのです。
「他人ではなく自分の期待に応えるようにすると、自信をつけることができる」
ということです。
自分が本当に望むことをする。
自分のやりたいという気持ちをごまかさない。
自分の希望に素直になる。
そうすることで、自分の気持ちを満たすことができます。自分が自分に満足できれば、人に認められるために無理をする必要がなくなります。まずは、他人よりも自分を満たすことを優先するのです。
場合によっては、それは他人の期待を裏切ることになります。しかし、そうすることで、「他人の期待を裏切っても自分は大丈夫だ」と実感できるようになることが大切なのです。
そもそも「他人に迷惑をかけたり反対されたりするからできない」と言っていたら、本当に狭い範囲のことしかできなくなります。他人の期待に応えようとすると、自分を見失います。
自信というのは、自分はどのように生きても大丈夫だという信念です。それは、実際に他人の期待を裏切って、自分のやりたいように行動し、大丈夫だったということを経験することで獲得できるものです。
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