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「寄付をすると、お金持ちになる」心理的な仕組み

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「寄付をすると、お金持ちになる」

 

そのような言葉を目にすることがあります。

あなたも聞いたことがありませんか。

 

本来、寄付をしたとしても、自分にとっての直接的な見返りはありません。

ただお金が出ていくだけのように思えます。

一見すると、お金持ちになることに関係するようには見えません。

 

では、どのような仕組みで、寄付をすることがお金持ちになることにつながるのでしょうか。

今日は、この点について考えてきたいと思います。

 「お金がない」と思っているから貧しくなる

お金持ちというのは、「お金に余裕がある人」のことです。

この意味で言えば、多くの人がお金持ちになれない根本的な理由は、たったひとつです。

それは、「お金が足りない」という前提を持ち、お金に執着するからです。

いつもお金に対する不安を抱え、お金のことばかり考えています。

そのような不安を抱えたままでは、たとえ何億円ものお金を持ったとしても、心が落ち着くことはありません。「もっともっと」とお金を求め続けることでしょう。

どこまでいっても満足することがありません。自分が手にしている豊かさに気づくことができないのです。

 

つまりお金がないから貧しくなるのではありません。

お金がないと思っているから貧しくなるのです。

 寄付とは「お金があること」を自分に教える行為

では、どうすれば上記のような思考を打ち破ることができるでしょうか。

とても効果的な方法が、「寄付をする」ということなのです。

寄付をするというのは、自分にとって見返りが期待できないことにお金を使うことです。

見返りのないことにお金を使うということは、「自分にはお金がある」ということを自分に教える(「刷り込む」と言ってもいいかもしれません)行為なのです。

「本当はあるんだ」ということに気づくことができます。

お金持ちというのは、豊かになるような考え方を持ち、豊かになるような行動を取るから、実際に豊かになるのです。

寄付を習慣化することで、自分の中に形成された、豊かさを遠ざける思考を根本的に転換することができます。

 

さらに「見返りのないことに出すことができるくらいお金があるのだから、自分のために使ってもよいのではないか」と考えられるようになります。

自分が我慢していたことや、好きなこと、やりたいことのためにお金を使うことに許可を出すことができるようになります。

それは、自分の人生をより豊かにし、これまで思いもしなかったチャンスを引き寄せることにもつながるのです。


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