自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

ありのままの自分を受け入れる

恥ずかしい自分を出していくことで、世界が広がる

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私達はどうしても、他人から立派に見られたい、つまらないところを晒したくないと考えてしまいます。

それは自然なことです。

ただ、自分を隠していると、知らないうちに自分の可能性を狭めてしまいます。

可能性は外からやってくるものです。

他人が運んできてくれるか、自分から取りに行くかのどちらかです。

「こんな自分を他人に見せたくない」という気持ちがあると、恥ずかしくて、なかなか行動を起こすことができません。

本当は素晴らしい才能や魅力を持っていても、他人はそれに気づくことができないので、チャンスを持ってくることができません。

自分からチャンスをつかみに行くこともできません。


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本当の魅力は「隠しておきたいこと」の中にある

自分がもっとも隠しておきたい部分が、周りからみたら、最大の魅力であるのかもしれないのです。

恥ずかしい過去の経験、特徴的な声質、珍しい趣味、大きな将来の目標などです。

それは、一部の人から馬鹿にされたり批判されたりするかもしれませんが、好かれたり称賛される個性にもなりえます。

それは外に出してみなければわかりません。

恥ずかしい思いをしたくないからと言って隠していると、チャンスも同時に手放すことになります。

 

「話すことが思い浮かばない」

「書くことが思い浮かばない」

「やりたいことがわからない」

これらは、自分の発信できること、実行できることを、自分で検閲して、制限している状態なのです。

「やるのが面倒くさい」というのは、実際は、それをやって恥をかきたくないということであったりします。

つまらない自分を人前に出して、恥をかく覚悟をすることが、最終的に自分が選択できる未来を拡大することにつながります。

「恥ずかしい」は「面白い」と言い換える

とはいうものの、理屈がわかったからといって、すぐに行動を変えるのは難しいかもしれません。

心のブレーキはなかなか強力です。

そこで、抵抗感を弱めるのに使える手軽な方法を1つご紹介します。

「恥ずかしい」と感じたら、それを「面白い」と言い換えてみることです。

過去の経験でも、将来に対する予期不安でも大丈夫です。

  • 好きな映画について熱く語っていたら周りの人の視線が冷たい。
  • 的外れな質問をして相手を困惑させてしまう。
  • 好きなアーティストのライブに行ったら自分だけ浮いている。

最初は、本当に面白いと思えなくても、形だけでかまいません。

続けていくと、次第に、自分のことであっても、どこか他人事のように、気楽に捉えられるようになります。

どんな恥ずかしい自分であっても笑い飛ばせるようになったら、何も怖いものはなくなります。

自分の可能性を自由に広げていきましょう。


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