毎日不安で、悩みが尽きないということはありませんか。
仕事のことや家族のことが四六時中気になって、気が休まらないという人もいるかもしれません。
仕事にしろ私生活にしろ、トラブルが起こることは自体は避けられません。
トラブルが起きるたびに「どうしてこんなことになるんだ」とイライラしていたら、毎日が憂鬱になります。
どうすれば、憂鬱になることなく、問題に対処できるのでしょうか。
頭の中だけで解決しようとしても何も変わらない
大抵の事柄は、落ち着いて対処すれば解決するものです。
ただ、問題の渦中にいると、どうしてもそれが実態以上に大きく見えてしまいます。
問題が実際以上に困難に見えてしまう原因は、それを頭の中だけで解決しようとしているからです。
悩んでいるとき、私達は驚くほど、実際の行動を起こしていません。
ああでもない、こうでもないと果てしなく頭の中で考えをめぐらせています。
当然のことながら、何らかの行動をしなければ状況は変わりません。
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助けてもらえる可能性を過小評価してしまう
では問題が起きたとき、どうして私達は、なかなか行動に移すことができないのでしょうか。
その原因は、私達が「他人を信用していないこと」にあります。
ほとんどの場合、トラブルに対処するには他人の力を借りることが必要です。
- 自分にとって未知の状況に対処しなければならない
- 膨大な作業をこなさなければならない、
- 関係する人に何かをしてもらわなければならない
など、
ほとんどの問題は、自分の力だけで対処することは不可能です。
にもかかわらず、真面目で責任感が強い人ほど、何でも自分で抱え込んでしまいます。
これは無意識のうちに「こんなことを頼んだら相手は嫌がるに違いない」と考え、相手からネガティブな反応を受けることを恐れているからなのです。
私達は人から助けてもらえる可能性を過小評価しがちです。
みなさんも、勇気を出して他人に頼みごとをしてみたら、案外簡単に引き受けてくれたという経験があるのではないでしょうか。
自分が力を発揮して他人の役に立つことができるというのは、気持ちが良いものです。
他人の助けを借りるというのは、相手にそのようなチャンスを与えることでもあるのです。
もっと他人を信用してみましょう。
そもそも責任感の強い人は、何でも自分の問題と考えがちです。
本当は自分とは無関係のことにまで手を出して、悩まなくてもいいことにまで深刻になってしまいます。
いつも悩んでいるという人は、無責任になるぐらいでちょうどいいのです。
もっと気楽にいきましょう。
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