自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

我慢しない

「今あるものを失ったら二度と手に入らない」という呪縛

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  • しんどくても会社が辞められない。
  • 物が捨てられない。
  • お金が使えない。
  • 不満があっても恋人や友人と別れられない。

これらの悩みを持つ人に共通するのは、「今持っているものを手放したら、もう二度と手に入らない」と思っていることです。

  • 今の仕事を辞めたら、新しい仕事は見つけられない。
  • 持っている物を捨てたら、後で後悔するに違いない。
  • 貯金を使ってしまったら、「本当に必要なとき」に使えるお金がなくなってしまう。
  • 目の前にいる人と別れたら、自分のことなんか誰も相手にしてくれない。

そのように考えているから、今あるものに執着し、心から満足していなくても我慢してしまうのです。

自分をごまかしながら、毎日を過ごしているのです。

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「今あるものは、望めばいつでも手に入る」

もし現状に不満があるならば、

「このままでは嫌だ」と感じているならば、

考え方をひっくり返してみましょう。

 

今持っている程度のものは、

「望めばいつでも手に入る」のです。

 

今あるものは、これまでの自分が獲得できたものなのだから、これからだって手に入らないことはありません。

自分が今持っているものがなくなっても、また新しいものを見つけてくればいいだけです。

今よりもいいものを見つけられるかもしれません。

そう考えれば、我慢を続ける必要はないことがわかります。

要らないものは、早く捨ててしまいましょう。

 

「そんな楽観論には何の根拠もない」と思うかもしれません。

確かにその通りです。

しかし、「今あるものを失ったら大変なことになる」という悲観だって、

自分が頭の中で組み立てた空想にすぎないことは同じです。

 

結局、自分がどちらを信じるかという選択の問題です。

自分の好きな方を選ぶことができます。

 

でも本当に、今持っているものを、そんなに絶対視する必要はあるのでしょうか?

「自分には何も獲得する能力がない」と自分を貶めていたら、何も新しいことに挑戦する意欲が起きず、実際に何も手に入れることができなくなってしまいます。

 

本当にそれでいいのでしょうか?

自分にとって本当に大切なものが見えてくる

今あるものに執着することを止めると、自分にとって本当に大切なものが何なのか気づくことができます。

「今あるものを失いたくない」と考えていると、自分が持っているものが何でも重要に思えてきます。一番重要なものが何なのか見えなくなってしまうのです。

「捨ててしまっても、必要だったら改めて別のものを手に入れればいい」と考えられれば、取捨選択することができるようになります。

時間やお金を自然と、自分にとってより重要なことに振り向けるようになります。

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