自己嫌悪からの脱却

今の自分のまま、幸せに生きる心理学

ありのままの自分を受け入れる

個性的になるために頑張るのは「無個性でありきたりすぎる」

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無個性

私達は、自分が個性的であることにこだわります。

他人と違っていることを恐れる部分がある一方、

「他人よりも優れた存在でありたい」

「その他大勢に埋没したくない」

と考えています。

なぜそのように考えるのかというと、そもそも「自分は平凡で普通の存在」だと無意識のうちに認識しているからです。

「自分は個性的ではない」と暗黙のうちに考えているから、「もっと個性的にならなければならない」という焦燥感が生まれるのです。

他人より抜きん出た個性的な存在であるために様々な努力をします。

個性的であろうとすればするほど、無個性になる

もっと個性的になるために、多くの人は何をするでしょう?

  • いい大学に入る。
  • 難しい資格を取る。
  • お金を稼ぐ。
  • 恋人を作る。
  • 結婚する。
  • すごい人脈を築く。
  • 起業する。
  • 外見を磨く。
  • 高い物を身につける。

でも、結局どれもありきたりだと思いませんか。

みんな同じことを考えます。

個性的であろうとしても(あるいは個性的であろうとすればするほど)、人と同じ方向に向かって進んでいくことになります。

 

それに、どんな分野でも、自分よりも大きな成果を上げて活躍している人などいくらでもいるのだから、他人との比較にこだわる限り、個性的であることを実感することなど不可能です。

どこまでいっても、「自分は平凡で優れたところがない」という感じ方から自由になることはできません。

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他人と違うことに執着するのをやめればもっと自由になれる

私達は、そもそも一人ひとり異なっていて、唯一無二の個性的な存在なのだから、個性的であることをわざわざ確認する必要などないのです。

それは自明の事実です。

すでに明らかなことを必死で証明するために、大切な人生の時間を費やすのは、もったいないことだと思いませんか(しかも一生証明できないのです)。

他人と同じとか、違うとかいったことに執着する必要はありません。

みなさんのまわりの個性的に見える人は、「他人と違ったことをしよう」などとは考えていないはずです。

他人がどうということに関係なく、ただ自分のやるべきこと、やりたいことに没頭しているだけなのではないでしょうか。

 

他人と同じでなければ不安というのが不自由なのと同様に、他人と違った存在であることにこだわるのも不自由な生き方です。

 

個性の呪縛から解放されれば、もっと自由に生きることができます。

頑固になって「自分の方が優れているんだ」と他人にむきになる必要もなくなります。

人の話を素直に聞くことができるし、いいと思ったアイディアも素直に受け取ることができます。

実はその方が、自分の望んでいることを達成しやすくなります。

成長速度が格段に高まるのです。

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